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2015年3月 3日

今をつかめ! SMI創立者 ポールJ.マイヤーの講演(全文)

『今をつかめ! SMI創立者 ポールJ.マイヤーの講演(全文)』


今年のコンベンションのテーマは「今をつかめ!」です。


これは、行動への挑戦であり、その意味するところは‥‥


ポール J. マイヤーの写真1.毎日、チャンスの"発見"に努めよ。

2.行動を起こせ。

3.勇気を持て。

4.先延ばしをなくせ。

5.今すぐ、実行せよ。

6.自分のインスピレーションと鼓動を生かせ。

 ‥‥ということです。


皆さんがチャンスを発見し、そして、それを捕えるために、次の事実を皆さんと分かち合いたいのです。


#1.私は自分の個人生活とビジネス・ライフで『今のチャンス』を捕えることを学びました。


時には、チャンスを自分で作り出さなければならないこともありますが、時には、ふとしたことから、チャンスに巡り会うこともあります。


1950年代初期のある日、私が生命保険業界にいた頃ですが、ふと会社の印刷物を見ると、「兵役義務のある若者は、近く保険の対象から外す」という記事が目にとまりました。


すぐに、会社に電話をかけて聞くと、それまで、あと1週間あるということでした。


私は、会社から18才~20才の名簿を受け取って、1日18時間、連絡を取り続けました。


私は、この1週間で過去のどの2か月間よりも大きな販売を行ったのです。


チャンスをつかんでください


#Ⅱ.私は、チャンスを捕らえた達成者達の共通点を調べました。


<達成者の共通点>


1.「出会ったチャンスは見逃さない


【A】 皆さんはクォーツ時計がどこで発明されたかご存知ですか?


スイスです。


発明者は最初、スイスの有名な時計メーカーに、このアイディアを持ち込みましたが、スイスの会社は、これを断りました。


世界の時計産業をリードしてきたスイスは、これが品質の低下につながると考えたのです。


そこで、この発明品は日本に向かいました。そして、日本はチャンスをつかんだのです。


現在では、日本が時計の製造分野では世界をリードしています。


"何か新しいことが自分たちのビジネスの役に立つ"と考えたがらなかったために、スイスはチャンスをつかむことができなかったのです。


【B】 自動車産業でも似たようなことが起こりました。


アメリカの自動車メーカーは、アメリカの消費者が快適な車を求めていると考えていました。


しかし、日本のメーカーは、調査を行った結果、アメリカ人が最も要求していたのは品質であることを発見したのです。


日本はチャンスをつかみました。


日本車は、今ではアメリカ市場で大きなシェアを占めています。


【C】 出会ったチャンスを逃がさないためには、次のようなコツがあります。


一見、関連がないように見えるものの中に、つながりを見出す。


他の人が見落としている潜在能力や可能性に目をつける。


他の人が障害物だと考えるものを活用して、役に立つ形にする。


他の人が問題視している事柄でも、可能と考えて応用する。


乗り越えられない障害物に他の人がぶつかっている時に、解決策を見つけだす。


2.「チャンスを発見した時には、勇気を持って行動する


【A】 昨年、ある会合で、私は、大会社の社長に紹介されました。


その人は、私の名前を聴くと顔を輝かせて「あなたのことは知っていますよ。お礼を言わなくちゃなりません。」と言いました。


その人は、20年前にSMIプログラムを購入して、父親に見せると、

「それだけの金額を投資したのなら、しっかり活用して元を取りなさい。」とその人に言ったそうです。


今の彼の地位は、SMIプログラムを勤勉に活用したおかげだと言うのです。


その時、私の頭の中でパッとひらめきました。「見込み客だ


そこで私は言いました。「20年前のあなたに役立ったのでしたら、もう一度、お役に立てますね。」


彼の会社には、幹部が150人いました。


私は、SMIの代理店の名前を一つ彼に教え、彼から名刺を受取りました。


私は、その名刺を代理店に回しましたから、間もなく150人のエグゼクティブたちがSMIプログラムを使い始めるでしょう。


なぜなら、その社長も、代理店の社長も、"今をつかむ"人たちだからです。


【B】 SMIが現在のように発展したのも、私が勇気を出してチャンスをつかんだからです。


1960年代に、このビジネスがやっと軌道に乗りかけていた頃、飛行機に乗った私が、座席の前のポケットから機内誌を出してパラパラとめくっていると、ビジネス関係の広告が出ているページがありました。


私は、アメリカ以外の国のゼネラル・ディレクターや代理店を、機内誌で募集したらどんなことが起きるか試してみようと決意しました。


帰国すると早速、私はお金を送って、機内誌の広告を依頼したのです。どんな反応が期待できるのか、根拠ある数字は何もありませんでした。


しかし、しばらくすると少しずつ返事が来始め、その人たちと文書を交わしたり、その国のビジネスの状況を調べたり、相手の力量を測ったりするようになりました。


こうして、次第によい人たちを絞り込んでビジネスに入りましたが、その人たちが、今でもここで一緒にコンベンションに出席しているのです。


勇気を出してチャンスをつかみ、初めての広告を機内誌に出したことが、ビジネスを国際化させ、16か国語、80か国以上でプログラムが愛用される現在のマーケットを創造することになったのです。


そのきっかけは、「ほんのちょっとしたヒントから、勇気を出して行動を起こす」という習慣にあったのです。


3.「他の人が言ったり、考えたり、したりすることを気にせずに、自分の"今をつかむ"ためのチャンスを生かす


【A】 私たちは誰でも、毎日、他の人たちの否定的な言葉によって悩まされています。


例えば、新聞を見ると、がっかりさせるような内容がたくさん載っています。


経済が停滞していようと、何であろうと、どこの国にも、まだチャンスと比類のない繁栄が溢れていることに、ジャーナリストたちは気づいていないかのようです。


【B】 トーマス・エジソンが、もし1993年にあの電球を発明したのだとすると、世界の大新聞は、その安全性や健康に対するリスクを述べ立てたうえに、「ローソク産業にとって大打撃」と大きな見出しをつけたでしょう。


新聞記事に落胆してはなりません。あなたとあなたの目標との間には、誰をも、何ものをも、入り込ませてはならないのです。


自分の限界を認めてはいけません。


自分の短所を、なんとか克服して進むのです。


自分の環境にめげず、それを生かして前進するのです。


【C】 SMIの幹部たちは、私が他の人の言うこと、考えることを気にせず行動したので、今のポストに就いているのです。


ある時、私は、教会のミーティングに出席しましたが、そこでは討論が行われていて、どう決着をつけたら良いのかが分からなくなりかけていました。


その時、一人の紳士が立ち上がって見事な案を提出しましたが、私はその紳士の静かな中にも明瞭に整理された考え方に触れて「私のビジネスに必要なのは、この人だ。」と感じました。


もし私が他の人の助言を聞いていたら、この紳士を獲得することはできなかったでしょう。


他の人は「あの人は、いい地位についている。転職を誘ったら笑われてしまうよ。」 「彼は会計士だ。会計士は転職しないよ。」などと言ったでしょう。


前回の同じような状況の時、私はこの"達成者の共通点"が役に立っていましたので、この時も、私は、断固としてその紳士を採用しました。


その人が、20年以上経った今でもここで働いているジョー・バクスター社長です。


バクスター氏は、SMIインターナショナル、LMIインターナショナル、FMIインターナショナルの社長として、ベッシー夫人と共に世界73か国を旅して、私たちのビジネスを広げてきたのです。


【D】 同じように"今をつかむ"原則で獲得した幹部に、女性で、私たちの製品開発部門を担当するSMIインコーポレイテッドの社長に就任したバーバラ・チェッサー博士がいます。


彼女と夫のデルさんは、教会でいつも私たち夫婦と同じ列に座っていました。妻にその名を尋ねると、その週に読んだ「リーダーズ・ダイジェスト」誌に寄稿している人だったのです。


彼女は、ベイラー大学で名誉ある地位に就いていましたから、他の人に聞けば、「諦めたほうがいい。彼女は来ないよ。」と言ったに違いありません。


しかし、私は断固として決意し、夫妻を食事に誘いました。


彼女は信じられない位の編集能力を持ち、国際的な仕事もし、スタミナがあり、仕事に対して強い倫理観を持ち、そのうえ"人びとの潜在能力を最大限に発揮させる"という私の意図にも合う哲学の持ち主であることも分かりました。


そして、彼女は来てくれたのです。


【E】 ここでの教訓は、次の2点です。


(1)人の考えや行動に、先入観を抱くな。


(2)優れた人物や大きなチャンスは、自分の近くで発見できる


あなたは、今の場所でチャンスをつかめるのです。あなたの周りには、チャンスも、優れた人材も、豊富に存在するのです。


私が皆さんと分かち合いたい三つ目の事実は次のようなものです。


#Ⅲ.私は、チャンスを発見し、それに反応するための基本的な原則を発見しました。


1.チャンスに反応するための原則の第一は、あなたの人生の6分野すべてで、あなた自身の価値体系を発展させ続けることです。


あなたの行動は、すべて、あなたの価値体系によって濾過されて、あなたにとって大切なものへと集約されていくのです。


(1)あなたの価値観は、あなた自身のものですが、"誠実さ"は、いつでも必ず必要とされる、最善の策です。


 ある一流の経営コンサルタント企業が、年収2,500万円以上の役員に、その成功の秘訣を聞き取り調査したところ、どの人も"誠実さ"を、上位5位までの項目の一つにあげていました。


(2)奉仕も、必ず役に立つ価値観です。


 偉大なリーダーたちは、奉仕する人が満たされ、再充電され、そして、与え、奉仕するときに、すべてが任されることを知っていました。


ガンジーは「自分を無にして、他の人に、あなたの国に、そして、あなたの神に奉仕することによって、あなた自身を発見することができるのだ」と言っています。


ソクラテスは「どの人でも目標は同じで、成功か、幸福だ。そして、真の成功や幸福に至る唯一の道は、自分自身を完全な奉仕という形で表現することだ。」と言っています。


ノーベル平和賞を受賞したシュバイツァー博士は、「あなた方の運命がどうなるかは知らないが、ただ一つ私が知っていることは、真に幸福になる人は、奉仕の仕方を探し求め、そして、それを発見した人だということだ。」と言っています。


そしてイエス・キリストは、「自分が来たのは、仕えられるためではなく、仕えるためである。」と言ったと伝えられています。


2.チャンスに反応するための原則の第二は、あなたの人生の6分野すべてで、"目標を明確化し続ける"ことです。


そうすれば、あなたは、トータル・パースンになることができます。


(1)自分の目標に集中すると、経験、新しい情報やチャンスを、直ちに目標に結びつけることができます。


 そして、その結果、あなたは恐怖を感じることなく、"今をつかむ"ことができるのです。


(2)何年か前、息子のビリー・マイヤーが、ある朝電話をかけてきて、カリフォルニアにジェット機の掘り出し物がある、と言いました。


 多くの人は、こうした場合、行動する上での障害や消極論を展開しますが、ビリーは、「大きなチャンスには積極的に反応する」という明確な目標を立てていました。


 私はビリーに、"直ちに"カリフォルニアへ飛び、そのジェット機を見て、状態のよいものだったら"直ちに"購入せよ、と答えました。


 彼は、その通り実行し、夕方までに私たちは、立派なジェット機のオーナーになっていました。


 翌日、他の人が、あと2,500万円出そうと、元の持ち主に言ってきたそうです。私たちは「今をつかんだ」ので、本当に良い買い物ができたのです。


 私たちは、そのジェット機を2年間使い、その後、9,000万円の利益を上げて、売却することができました。


(3)SMIでは、世界で最も優れた目標設定プログラムを販売しています。


☆私たちは、目標設定者として"積極的・肯定的なSMIプログラムの具現者"となるよう、努力を続けましょう。


☆あなたの「行動計画」/「行動指針」/「ビジネス行動計画」に常に新しく目標を設定し続け、チャンスに反応するために、"あなたの目標の明確化"を徹底させてください


3.チャンスに反応するための原則の第三は、ビジュアリゼーションとアファーメーションの新しい挑戦に対して、あなた自身を献げ続けることです。


(1)ビジュアリゼーションを行っているとき、あなたは自分自身の全人格で対象を見つめています。


☆ビジュアリゼーションは、●アイディアや、●出来事や、●状況や、●具体的な事物を、心の中で思い描くことです。


☆人間は誰でも、ビジュアライズする能力があります


☆このコンベンションの状況の中で、あなたは集中力を発揮して考えてください。


そして次には、積極的・肯定的なビジュアリゼーションで、あなたの人生とビジネスを向上させて行く計画に、意識を集中させて行きます。


(2)あなたがアファームする(アファーメーションを行う)と、あなたは、"今をつかむ!"のです。


☆チャンスを発見することと、チャンスをつかむことをお話ししましたが、多くの人はチャンスを、"発見する"ことから"つかむ"ことの間に、大きなギャップを感じています。


この谷間をまたぐためには、確信と、エンスージアズムと、エネルギーと、そして、あなた自身のアファーメーションを伴った決意が必要です。


☆人の言葉を借りたアファーメーションも役に立つものですが、あなたは、積極的・肯定的な自分自身のアファーメーションを作らなければなりません


あなたが、自分のアファーメーションの威力を大きく伸ばすと、あなたは、毎日の挑戦とチャンスを、素早くつかむようになります。


私は、次の基本的な原則を、心の目で、一つの大きな三角形として見ています。


三角形の基礎部分(最下部)には、私自身の価値体系があり、


その上に、私自身が明確に規定した目標があり、


その上には、私のビジュアリゼーションの習慣があり、


そして、その最上部には、三角形全体のための積極的・肯定的なアファーメーションがあります。


そして、私の心の目には、この三角形に支えられている「成功」が見えるのです。


あなたが、こうした原則を働かせると、それがあなたに成功をもたらしてくれるのです。


#Ⅳ.以上の結論として、私はあなたがこのコンベンションやミーティングで、そして帰国してから、"あなたのチャンスを直ちにつかむ"ことを要求したいのです。


何よりも先ず、立ち上がり、進み出て、"今をつかんで"ください


(1)あなたのSMIプログラムを、毎日、活用し、「行動計画」を発展させることによって、"今をつかんで"ください


(2)新しい夢を見、より高い目標を設定するために、"今をつかんで"ください


(3)積極的・肯定的な心構えを保つことによって、"今をつかんで"ください


(4)他の人びとの潜在能力を発見することによって、"今をつかんで"ください


(5)"今をつかんで"、新しい人びとと出会い、新しいアイディアを得てください


(6)あなたが目指す人物像や、あなたの家族・ビジネス・同僚・顧客などのために求めているものなどをビジュアライズすることによって、"今をつかんで"ください


(7)積極的・肯定的なアファーメーションを用いることによって、"今をつかんで"ください


(8)あなたが成るべく創られたトータル・パースンに成り、神から与えられた潜在能力を充分に発揮するために、"今をつかんで"ください


ご清聴、ありがとうございました。


皆さまに、神の祝福がありますように‥‥‥


SMI創立者 ポール J. マイヤー の講演より >


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2015年3月 3日 14:52に投稿された記事です。

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